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症例をご紹介いたします。
上顎前突症［出っ歯・混合歯列期］
上顎前突および叢生がみられたため、一期治療でBionatorを用いて上下顎を拡大しながら上顎の成長抑制と下顎の成長促進をはかりましたが、装着時間が夜間のみで短かく叢生および前突が残存したため、永久歯列期にfacebow headgearで上顎大臼歯の近心移動を防ぎながら、Edgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯して前歯被蓋を改善し良好な永久歯咬合を確立しました。来院間隔が開いたためやや治療期間が長期化しました。
| 主 訴 | 歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 骨格性上顎前突症，歯列不正 |
| 年 齢 | 8歳11カ月 |
| 装 置 | Bionator，上顎 facebow headgear，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 上顎第一小臼歯，下顎第一小臼歯 |
| 治療期間 | 1年3カ月（Bionator），3年3カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+観察料2,625円x4回+検査21,000円+診断42,000円+一期矯正料294,000円+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x6回+観察料2,625円x8回+二期矯正料294,000円+調整料5,250x5回+調整料5,400円x29回（2017.04.19動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
