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症例をご紹介いたします。
下顎前突［受け口・混合歯列期］
側切歯が反対咬合で骨格性下顎前突を呈していたため、chin cap装置で下顎の前方成長を抑制し、上顎にEdgewisew装置を萌出している永久歯に装着する2 by 4装置で上顎歯列弓を拡大しながら短期間に前歯被蓋を改善しました。その後、側方歯の萌出を観察していましたが、上下顎前歯の前突による下顔面の突出および下顎前歯部の叢生がみられたため、上下顎第二大臼歯萌出後にEdgewise装置を用いて上下顎第一小臼歯を抜歯して、良好な永久歯咬合を獲得しました。来院間隔が開き気味だったため治療期間がやや長期化しました。
| 主 訴 | 前歯の噛み合わせ |
|---|---|
| 診 断 | 骨格性下顎前突症 |
| 年 齢 | 10歳10カ月 |
| 装 置 | 上顎2 by 4装置，下顎chin cap装置，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 上顎第一小臼歯，下顎第一小臼歯 |
| 治療期間 | 8カ月（上顎2 by 4装置），5年1カ月（下顎chin cap装置），3年3カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,000円+診断42,000円+一期矯正料288,750円+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x12回+観察料2,625円x2回+二期矯正料288,750円+調整料5,250x32回+調整料5,400x4回（2014.7.2動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
