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症例をご紹介いたします。
埋伏歯［混合歯列期］
上顎正中埋伏過剰歯がみられ前歯部から右側臼歯部までが反対咬合を呈していたため、Chin cap装置で下顎前方成長を抑制しながら上顎正中埋伏過剰歯を抜歯し、抜歯創が回復してから床矯正装置を用いて上顎歯列弓を拡大しながら前歯被蓋を改善しました。上顎左右犬歯が近心傾斜し上顎前歯根尖部に向かって萌出していたため、上顎左右犬歯を開窓し、セクショナル装置を用いて上顎左右犬歯を萌出誘導した後、上下顎第二大臼歯萌出後にEdgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯して前歯被蓋を改善し良好な永久歯咬合を確立しました。
| 主 訴 | 歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 骨格性下顎前突症，上顎正中埋伏過剰歯，上顎前歯歯根短小，上顎左右犬歯の萌出方向不良 |
| 年 齢 | 9歳9カ月 |
| 装 置 | 上顎拡大床，下顎Chin cap装置，上顎セクショナル装置，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 上顎第一小臼歯，下顎右側第二小臼歯，下顎左側第一小臼歯 |
| 治療期間 | 9カ月（上顎拡大床），3年11カ月（下顎Chin cap装置），1年8カ月（Edgewise装置），2年8カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,000円+診断42,000円+一期矯正料288,750円+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x28回+観察料2,625円x1回+二期矯正料288,750円+調整料5,250x38回（2013.04.03動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
