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症例をご紹介いたします。
顎関節症
噛み合わせを主訴に来院されましたが、上下顎第二大臼歯が鋏状咬合で咬合干渉しており、顎関節雑音がみられ患者様も以前から自覚していたため、永久歯列期でしたがBionatorを用いて上下顎を拡大しながら咬合を挙上して顎関節の安静をはかりながら臼歯の萌出を誘導して上顎前突を改善した後、facebow headgearで上顎臼歯を遠心移動させながらEdgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯せずに短期間に前歯被蓋を改善して良好な永久歯咬合を確立しました。治療後、顎関節雑音は残存していますが下顎頭の後方偏位の改善がみられました。
主 訴 | 噛み合わせ |
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診 断 | 歯槽性上顎前突症,顎関節症,上下顎第二大臼歯の鋏状咬合,上顎中切歯唇面の白濁 |
年 齢 | 12歳10カ月 |
装 置 | Bionator,Edgewise装置,上顎facebow headgear |
抜歯部位 | 小臼歯非抜歯 |
治療期間 | 1年2カ月(Bionator),1年6カ月(Edgewise装置) |
治療費 | 初診相談無料+検査21,000円+診断21,000円(家族割引)+矯正料519,750円(家族割引)+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x30回(2011.08.27動的矯正治療終了までの治療費) |
リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |