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症例をご紹介いたします。
下顎前突症［受け口・混合歯列期］
前歯部反対咬合を呈していたため、上顎plate装置を用いて短期間に前歯被蓋を改善しました。下顎には在宅時にchin cap装置を併用していただいて下顎の成長抑制を行いました。その後の下顎の成長により受け口が再発しましたが、永久歯交換と下顎の成長を待った後、Edgewise装置を用いて矮小な上顎左側側切歯を抜歯して上顎歯列正中の右方偏位を改善するとともに、下顎第一小臼歯を抜歯して下顎前歯を大きく後退させて短期間に下顎前突を解消して良好な永久歯咬合を確立しました。
| 主 訴 | 受け口，歯並び，噛み合わせ |
|---|---|
| 診 断 | 骨格性下顎前突症，上顎右側側切歯の先天性欠如，上顎左側側切歯の矮小 |
| 年 齢 | 10歳2カ月 |
| 装 置 | 上顎plate装置，下顎chin cap装置，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 上顎左側側切歯（矮小歯），下顎第一小臼歯 |
| 治療期間 | 8カ月（上顎plate装置），1年5カ月（下顎chincap装置），1年11カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,000円+診断42,000円+一期矯正料288,750円+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x8回+観察料2,625円x7回+二期矯正料341,250円（上顎前歯セラミック加算）+調整料5,250x31回（2010.08.20動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
