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症例をご紹介いたします。
先天性欠如歯［永久歯の先天性欠如］
上顎左側側切歯が先天性欠如し右側側切歯が矮小歯で上顎正中が著しく左方へ偏位し上下顎前突を呈していたため、矮小であった上顎右側側切歯と下顎第一小臼歯を抜歯し、facebow headgearで上顎大臼歯の近心移動を防ぎながら、Edgewise装置を用いて形態修正した上顎左右犬歯を側切歯の位置に配列し、短期間に上顎正中の左方偏位および上下顎前突を改善し、良好な永久歯咬合を確立しました。
| 主 訴 | 噛み合わせ |
|---|---|
| 診 断 | 骨格性上顎前突症，上顎左側側切歯の先天性欠如・右側側切歯の矮小，歯槽性上下顎前突 |
| 装 置 | Edgewise装置，上顎 facebow headgear |
| 治療期間 | 2年3カ月（Edgewise装置） |
